【記事】おすすめの出張カメラマン選び

近年出張カメラマン/フォトグラファーによるロケーションフォト撮影が人気となり、今までは写真館やフォトスタジオで撮影していた七五三やお宮参りなどの写真を神社など屋外で撮影する人が増えています。このような出張撮影やロケーションフォトが人気の理由はいくつか挙げられますが

• 自然な雰囲気で撮影してもらえる
• データがたくさんもらえる
• 小さなお子さんでも広い場所で撮影してくれる
• 単なる記念写真ではないハイセンスな写真を撮ってもらえる
• 自分たちのリクエストを反映してもらえる
• 思い出に残る場所で撮影してもらえる

などさまざまな要因があります。出張カメラマンによるロケーションフォトはデータでの納品が多く、カット数も数十〜100カット以上とお得感があります。料金もお店に行って撮ってもらう予算に比べて高額かと思ったら実は出張カメラマンの費用の方が安いこともあります。加えて一辺倒な記念写真ではなく外の光を利用した自然な雰囲気で構図や背景を工夫し今どきの写真を撮影してもらえるのも人気の秘密でしょう。

でも普段あまり馴染みのない出張カメラマンをどのように選んで手配したら良いか分からないという方も多いようです。失敗しないカメラマン選びから手配の仕方までこの記事をぜひ参考にしてみて下さい。

大きく3つに分類

出張カメラマンといってもスタイルは様々です。完全なカテゴリ分けはなく細かく分類するともっと多種多様ですがこの記事ではカメラマンが身を置く環境を大きく3つに分類してみます。なおこちらの分類は商業写真ではなく一般のお客様向けに撮影をしている営業写真として出張撮影をしているカメラマンが対象となります。

• 本業カメラマン（フリーランス含む）
  • 写真撮影を本業で行なっているため機材が豊富
  • 様々な撮影をしているため技術が高い
  • どんな環境でも機転を効かせた撮影ができる
• 副業カメラマン（本業とは別で副業で撮影を行うカメラマン）
  • 流行に合ったセンスの高い写真を撮影
  • 個人なので料金が比較的お値打ち
  • 管理運営会社の後ろ盾がある場合が多い
• 写真館などのお店カメラマン
  • 衣装など必要なものをパッケージで手配できる
  • 撮影時の衣装の取り扱いや被写体のポーズ付けが上手
  • 子供の撮影が得意

カメラマンによって上記の分類とはまた違ったパターンもあるかもしれません。またそれぞれの特徴が必ず当てはまるものではありませんが傾向としては上記のような違いがあります。カメラマン選びで分類だけに囚われるのは得策ではありませんが事前知識として持っておくと役に立つ情報です。

本業カメラマン

写真撮影やそれに付随する業務に日々携わっており場数が多いのが強みの一つです。営業写真のみならず商業写真など企業からの案件やプロジェクトで撮影することもあり機材が豊富で技術も非常に高いことが多く安心して撮影を任せられます。本業だからこそ研究し身につけた知識やテクニックは撮影環境に左右されず機転を効かせて最善の撮影をしてくれます。

ただしカメラマンのこだわるクオリティと依頼主のニーズが一致しないこともあるので注意が必要です。
例えば画像を見てもわからない程度で依頼主は気にしない収差（レンズによって生じる色や歪みなどの実物と像のズレ）を無くすための高額な機材を使用するために撮影料も高額になるのは依頼主のニーズと合っていないかもしれません。

家族や子供の写真でロケーション撮影をする場合は表情や雰囲気など重視する点が他にたくさんありますが、綺麗な写真を撮ってもらうことを最優先する場合は最も信頼できるカメラマンです。

副業カメラマン

本業は会社員や主婦などさまざまですが、趣味が高じて営業写真を撮影している人や、スキルを磨くためにカメラマンをしている人など、多くは週末など限定的に活動しています。最近ではノウハウを短期間で学べるセミナーや教室も多く、家族や子供の撮影に十分なクオリティで撮影してもらえます。また元々趣味など撮影に多大な興味を持っている方が多いのでノウハウに縛られず職業カメラマンにはない魅力的な写真を撮影してもらえることもあります。

注意点として、本業に差し障りない範囲での活動になるため事前の打ち合わせや写真の仕上げなどどこまで依頼主のニーズに応えてもらえるかが未知数です。また個人での活動となるため管理運営会社（カメラマンのマッチングサイト）などに登録して、自身での集客や事前準備はせず撮影時のみ派遣されるカメラマンも多くいますのできめの細かいサービスには限界がある場合もあります。

お店カメラマン

個人・チェーンを問わず写真館や衣装店などの写真撮影を取り扱うお店のスタッフで、業務として撮影をしているカメラマンです。そのお店のサービスの範囲内での撮影ノウハウがあれば問題ないのでカメラや写真の知識には個人差がありますが、それ以上に子供のあやし方や衣装の取り扱いが上手なカメラマンが多くいます。

カメラマンとしての実力は個人差がありますので、天気・時間・季節・場所等により撮影環境が変わるロケーション撮影の場合は注意が必要ですが、特定の場所で専属業者としてロケーション撮影しているお店のカメラマンの場合はどこでどんな写真を撮影すると良いか事前に把握していますので安心です。あまり行ったことがない場所の場合は機転を効かせた撮影や直感的な撮影が得意でないこともありますので、必ず事前に希望の写真のイメージを伝えて撮影が可能か確認しましょう。

七五三などの場合は衣装もパッケージで提供していたりしますのでお得に利用できることや、古くからある衣装の振り付けや被写体のポーズ付けに精通しているのでそのような撮影を希望する場合はおすすめです。

希望に合わせて選ぶ

出張カメラマンと一言で言ってもさまざまで、それぞれに強み・弱みがあり、またそれも個人差があります。選ぶ際には料金設定も重要ですがポイントは自分たちの希望する内容を明確にしたうえで

• 直接打ち合わせができるか
• 希望するイメージの写真が撮影可能か
• 場数をどのくらいこなしているか（カメラマンとしてのキャリアだけではなく、実際に自分たちが撮影してもらいたい場所でどのくらい撮影したことがあるか）
• 子供に対する接し方はどうか
• 撮影以外の付加価値はあるか

等を確認するのが大切です。料金だけで安易にカメラマンを予約せずいろいろなカメラマンに問い合わせをする中で自分の希望内容が決まってくることもありますので、じっくり最善のカメラマンを探しましょう。

いいとこ取りのカメラマン

岐阜エリアや西濃エリアで出張カメラマンをお探しの際は出張撮影専門店ココロクラフトもぜひご検討下さい。ココロクラフトのカメラマンは本業としてカメラマン活動をしていますがココロクラフト専属で七五三やお宮参りや家族写真など地元でのロケーション撮影を多数撮影しております。またココロクラフトが衣装や着付けなども手掛け撮影時にはアシスタントとして撮影をフォローしているので小さなお子様の撮影も万全の体制で臨めます。